Spencerian Online Lesson: The Final Submission – スペンサリアン オンラインレッスン: 修了作品

Contents

柏木 正代 先生のSpencerian Online Lesson 修了
The Comletion of Spencerian Online Lesson offered by Calligrapher Mrs. Masayo Kashiwagi

こんにちは。

9月も後半に入りましたが、日中は、酷暑の日々が続いておりますね。
朝晩は、鈴虫の音に幾分か癒されながら、
丁度よい涼しさを限りなく求めてしまします^^

7月末に、10ヶ月に渡り受講させて頂いておりました、
柏木 正代 先生 (まさ先生)の スペンサリアン オンライン レッスンを修了致しました。

以前修了しました ビジネス ライティング オンラインレッスン
Business Penmanship Online Lesson (Business Writing
) の 次の段階として、
開講されたスペンサリアンオンラインレッスン。

まさ先生のどこまでも美しいオーナメンタルのスペンサリアンに魅了され、
書体の難しさに何度も悲鳴 !?を上げながらも、
先生の素晴らしいご指導と温かい励ましの御蔭で、無事に修了することができました。

The Final Submission for Spencerian Online Lesson – スペンサリアンオンラインレッスン修了作品
“Connecting the Dots (Steve Jobs)”

10ヶ月のレッスンの集大成として、修了作品を制作しました。

長文を現段階で書けるんだろうか ……とドキドキでしたが、
「まだまだと思っても、節目に一度形にしておくといいですよ!」というお話から、
思い切って書いてみました。

修了作品のテーマは自由。

Spencerian スペンサリアンが、アメリカでスペンサー氏によって確立し、
今に受け継がれてきた書体であることから、
修了作品は、アメリカ人の方のquoteを引用したいなと思い、
Steve Jobs スティーブ ジョブズ氏の “Connecting the Dots” を綴ることにしました。

“Connecting the Dots”

You can’t connect the dots looking forward;
You can only connect them looking backwards.
So you have to trust that the dots will somehow connect in the future.
You have to trust in something – your gut, destiny, life, karma, whatever,
because believing that the dots will connect down the road
will give you the confidence to follow your heart.

Steve Jobs
(Stanford University Commencement Address in 2005)

点と点を結ぶことができるのは、前を見てできることではない;
点と点を結ぶことができるのは、後ろ振り返った時でしかつながらない。
だから、点と点が、あなたの未来において、何らかの形でつながっていくということを、
信じなければならない。直感、運命、人生、カルマ、何でもいい。
なぜなら、点と点が、この先つながっていく、ということを信じることが、
自分の心に従って生きていく自信を、
自分自身に与えてくれるからだ。

スティーブ ジョブズ
2005年 スタンフォード大学卒業式祝辞(抜粋)

この一節は、私にとって、
自分を見失いそうになる時(まさに見失っている時も)、躓いている時に勇気をもらったり、
不安や恐れを感じる時に、次なる一歩を踏み出す力を与えてくれるquoteです。

そして、Steve Jobs氏ご自身が、かつてReed CollegeのCalligraphyクラスに参加し、
そこでの経験から、Calligraphyの素晴らしさをとてもリスペクトしていたことも、
修了作品のquoteとして選んだ理由となりました。

BlackのペーパーにBleed Proof Whiteのインクで綴りました。
(光のプリズム効果なのか、写真では、文字が水色や淡いピンクの色に見えます^^)

本番書きの前に何枚練習しても、その都度、力が入って出来具合にばらつきがあり、
肩の力を抜いて書けたのが、この一枚でした。

まだまだだぁ、と改善点沢山ですが、
仕上がった時は、やはり充実感で一杯でした^^
まさ先生が、節目に形にしておくといいよ!と仰って下さった意味、よくわかります!

オンラインレッスン最後の日、この作品を、カメラ越しに発表させて頂きました。

ここへたどり着くまでの10ヶ月のプロセス、
恥ずかしいことこの上ない限りですが、
備忘録として、月一で添削課題で提出したものをUpさせて頂きますね^^

そして、最後に提出させて頂いた添削↓がこちらです。

1文字ずつ練習していた頃の方が、幾分か上手に書けていたものもあったり … 。
文章で書くと、文字間やコネクティングのストロークなど、次どっちの方向だっけ?と、
気を取られる箇所が増えて、気持ちに余裕がなくなってしまいがちです(汗)。

Shadeの付け方、付けるところはしっかり付けて、メリハリももっと。

次なる課題と同時に、基礎練習にも引き続き励む必要性をひしひしと感じます …

レッスンでご一緒させて頂いた皆様は、カリグラフィー歴も、キャリアも本当にすごい方々ばかりで、
私なんかが居てよいのだろうかといつもドキドキでしたが、
素敵な刺激を一杯頂いて、とても光栄でした。

まさ先生の丁寧に作られたテキスト、オンライン当日の添削、デモンストレーション、
そしてアーカイブに、朱インクでの添削・返却と、数々のご指導を通して、
遠方にいながら、トータル2年間、
脈々と受け継がれてきた Business Penmanship ビジネスペンマンシップと
オーナメンタルのスペンサリアンを学ばせて頂けたこと、
尽きない感謝の気持ちで一杯です!!!
まさ先生、本当にありがとうございました。

そして、まだまだこれからもお世話になります^^
今後とも、ご指導のほど、宜しくお願い致します!

Jobs氏が他界された2011年、我が家は、San Jose, California シリコンバレー に駐在中でした。
シリコンバレー一帯の彼を偲ぶ悲しみや喪失感もさることながら、
彼の意思を継いで、テクノロジーを一層発展させていく
強い使命感のような人々の思いも感じ取ったことを思い出します。

まさ先生からも、先人の方々の意思と技術を受け継いで、
Business Penmanship や Spencerianの書き手を育て、
次の世代に受け継いでいくという使命感のような信念が伝わってきます。

私も、及ばずながら、書くことで、Connecting the Dots の一部になれたらと思います。

本日も、皆様、当Blogにご訪問下さいまして、
誠にありがとうございました。

シルバーウィーク、例年にない暑さの日々ですが、どうかお体を休めながら、
皆様にとって充実の休日となりますように!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
Contents