丸箱 – つめ掛けスタイルのラウンドボックス Round Box in Latch Style:生徒様作品

皆様、こんにちは。

陽の光、温もりを帯びた空気、膨らむ蕾に、春霞の景色、

春が来た!と

寒い冬が苦手な私は、

やはりこの季節の訪れがとても嬉しいです^^

本日は、先月レッスンにお越し下さいました生徒様の作品、

Round Box in Latch Style 

つめ掛けスタイルのラウンドボックス

のご紹介です。

本体からフタまで、ストレートに立ち上がり、
つめ掛けによりしっかりとフタが固定されるラウンドボックス。
円形にピッタリと美しく仕上がるよう、
本体、つめ掛け、フタ全てに、調整を入れながら制作していきます。
フタには中綿を挟み、ぷっくりとした優しい表情を生み出す工程も入り、
難易度の高い作品です。
長年お通い下さっているA様、
久々の中でも、
一つ一つの工程を丁寧に手際よく進めて下さいました。

茶道の先生をしていらっしゃるA様、
いつも様々な用途にワクワクさせて頂くのですが、
此の度は、
日常、さっとお茶のお道具入れて持ち運ぶための
四角い茶籠や茶箱の入れ物を、
カルトナージュのRound Boxでお創り下さいました♡
和のお道具を入れる御箱として、
ローラアシュレイウィリアムモリスの英国の
それぞれに存在感のある美しい柄をお持ち下さり、
ゴージャスにmixされ、
真田紐と共に、一層、洗練された美しい世界へと導かれるような、
本当に素晴らしい作品が出来上がりました。
さらに、このウィリアムモリスの生地は、
撥水加工がされていて、
多少水気が残った器やお道具も、
気にせず収納して持ち帰ってくることができるという
とっても素敵なアイディア。
フタには、
茶籠や茶箱、桐箱、帯紐、甲冑などにも使われる、
日本の伝統的な織り紐、真田紐をあしらわれました。
ベージュとブラウンのRound Boxに、
紫の真田紐がよく映えますね!
結び目も美しい!
長さは、また後ほど調整されるとのことでした。
つめ掛けRound Boxは、
長年やっていても難易度の高さを感じる作品。
特に、フタ部分は、幾つかの秘訣の上に、
綺麗なフタが成立します。
制作途中、私の「あっ、ごめんなさい〜 (> <)」と
うっかり冷や汗場面もありましたが、
どの工程もすんなりマスター下さり、さすがでした☆
この日も、A様の洗練された大人の作品に、
カルトナージュの奥深さを学ばせて頂く感謝の一日でした。
追記:
A様が、後日、こちらに入れるお茶のお道具と共に、
お写真をお送り下さいました!
大きさも、お色味もピッタリですね!
Morrisの撥水加工生地で、
つめ掛けも内底もライニングされていて、
美しく、さらに用途にもピッタリ!
フタ裏も綺麗♡
真田紐を、お好みの長さにカットされ、
キュッとリボン結びに!
厚みのある紐ながら、
柔らかくしなりがあって、結びやすいそうです!
こうして、ご自宅での様子がわかると、
私も一層嬉しいです^^
A様、ありがとうございました!
本日も、皆様ご訪問下さいまして、誠にありがとうございました。
年度末で、何かとお忙しいことと思いますが、
どうか皆様にとって、お健やかな日々となりますように!
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