Porte – Bonheur in Cartonnage – ポルトボヌール・幸運のモチーフ

こんにちは。

今日は久々に晴れ間が見えて、

 9月の心地よさを感じています。

皆様、如何お過ごしでいらっしゃいますか?

娘の新学期は、自宅でのオンライン授業となり、

夏休み中にかなり近い生活が続いています。

安全に登校できる日が、本当に待ち遠しいです^^

 

今日ご紹介させて頂くのは、

Porte-Bonheur (ポルト ボヌール) = 幸運のモチーフ

をテーマにしたカルトナージュ 作品です。

第7回Atelier Cartonnage作品展 (2010年) に出展させて頂いた作品で、

これまでも、blogにちょこっと登場したりしておりましたが、

すっかり暮らしの一部となっており、

意外にも、この作品を写真にしっかり撮りおさめたのは、最近のことでした。

作品展のメインテーマが、Porte-Bonheur。

私の作品の副題は、「包み込むもの」としました。

王冠、チェスト、フレームを組み合わせ、

ロイヤルな空気感を元に、

オペラのボックスシートのような立体感のあるデザインに仕上げました。

誠実さや知恵、豊かさを象徴する王冠 Crown、

大切なものを収めるチェストChest、

愛する人たちの写真や心に響く絵を収めるフレーム Frame、

そして、心地よい香りに包まれるよう、アロマフレグランス Fragrance、

それを含ませるフワフワタッセル Tassel。

私にとっての幸運のモチーフを、ギュッと一つの作品に閉じ込めて、

大切にしたいことを、作品を眺める度に思い起こせたら、と制作しました。

そして、大切にすることを通して、

新たな幸せに包まれ、恵まれていく …… そのことに感謝して。

王冠は、

古の様々な王冠をリサーチしながら、

やはりアーチのあるタイプで、

空間を優雅な曲線で切り取る姿に魅了され、

この形にしました。

支柱の高さとアーチの長さのベストバランス、

アーチをどう留めるかを、

試作をしながら、決めました。

アーチも色々幅を変えてみて、

最終的に、一本の中で、幅を細・太・細と変化を付けてみました。

ライオンの引手は、
丁度いいマニッシュ感を与えてくれるので、好きです。
小さな引き出しには、
まだ何も入れたことがないかも?!^^
ただただ開け閉めを楽しんでるような … ^^

フレーム内に、バランスよく王冠とチェストを配置し、

王冠のアーチ5本の内、後ろ2本がノッチにスムーズに収まるよう、

構造を形にするのがなかなか大変でした。

奥行きも、見た目以上にあります。

引き出しを、フレーム面よりもさらに奥に深く設け、
作品の前後の重さのバランスを取ると共に、
収納量を多くしました。

引き出しの中には、DURANCEのアロマフレグランスを収納しています。

瓶のキャップ部分は、半月にしたカルトンで支え、

引き出しの中で動かないようにしてあります。

フワフワタッセルに、アロマを数的垂らすと、

お部屋が癒しの香りに包まれます^^

DURANCEの中でも、

特にお気に入りは、White Teaです。

生徒様がいらして下さる日は、

ルームスプレーのWhite Teaをシュシュッと^^

リビングは、ほのかにこの香りに包まれています♡

自分の中の幸運のモチーフ、

この作品から今に至る間に、また色々増えているなと気付いたり^^

そして、日々の生活に揉まれて、ハッと忘れがちになっていることも。

私にとって、大切なreminderでもある作品です^^

本日も、皆様、お付き合い下さいまして、

誠にありがとうございました。

この作品のタイトルを、カリグラフィー Calligraphyで書いてみたので、

またご紹介させて下さい♡

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