Pele-Mele in the Interior Frame インテリア フレーム仕立てのペルメル

厳しい寒さも一休み。
少しばかり和らいだ空気に、ホッとする1日を過ごしております。
先日のPele-Mele ~A Fabric-Covered Notice Board~に続いて、
本日は、Pele-Mele in the Interior Frame
インテリアフレーム仕立てのペルメルのご紹介です。先月より、少しずつ下準備を進めて、先週末に仕上がりました。

バタークリームのような濃い目のオフホワイトのお色味に、
アンティーク加工を施したこちらのインテリアフレーム、
幅も50cm近い大きなフレームで、
インテリアに馴染みながら、絵画のように、
飾るものをしっかりと生かしてくれるフレーム力を感じ、
是非ペルメルに仕立てたいと思い、今回の作品となりました。

ペルメル部分のトワルドジュイは、「四季の喜び」です。
J.B. Huetにより1785年に描かれた原版を元に製造された、
現代のフランス Toile de Jouyの中でも、特に由緒あるもの。

2016年夏のBunkamuraで開催された「西洋更紗 トワルドジュイ展」で、
authenticなトワルドジュイとその歴史に、実際に目で触れることができ、
四季折々の暮らしを、大胆な構図と繊細なタッチで描いた「四季の喜び」は、
当時に思いを馳せながら、今にも繋がるものがありました。
昨年、思い切って購入したものの、ドキドキし過ぎて、
なかなか鋏を入れるができず、
ようやく第一弾の作品にすることができました。

4つの季節の中で、今回は、
「秋のぶどうの収穫」の場面をペルメルにしました。

リボン掛けは、絵画のような魅力を存分に活かしたくて、
ごくごくシンプルに。
掛け方も、基本に忠実にしてみました。
中心のクロス掛けを、少しだけ濃い目のサテンにし、
そこから、水面の波のように、豊かな実りが無限に広がっていくイメージで、
オフホワイトのサテンで渡しました。

タッセルや小物をかけることができるよう、
ギボシ金具を2箇所に取り付けました。
ちなみに、写真の中のdark brownのタッセルは、
フランス Houles社のVillandry。
相性ばっちりです♡。

背側は、ベルベット調クロスで仕上げて、
金具類も取り付けました。
トンボ金具でフレームにセットするので、
気分を変えたい時や季節に合わせて、
ペルメルを取り替えることもできます☆

以前ご紹介させて頂いたことがある
A Frame Standが、ここでも、いい仕事をしてくれています。
相変わらず、抜群の安定感^^。

こちらのPele-Mele in the Interior Frameも、
2月以降スケジュールが出ましたら、
L’Atelier Gracieuxのレッスンで、ご受講頂くことができます。
布やリボン、装飾類は、お好きなものをご持参下さい。

写真のフレームをご使用の場合は、
ご予約を頂いてから、フレームをオーダーする形を取らせて頂いておりますので、
レッスン日の10日前までのお申し込みとなります。

尚、アンティーク加工されたフレームのため、
塗料のかすれや擦れ、剥がれなどが部分的にございます。
またメーカーにより在庫切れ・廃盤となりました場合には、
その旨をお申し込み時にお知らせさせて頂きます。
この点も、ご理解の上、お申し込み頂きますよう宜しくお願い致します。

フレームは、ご自身でご持参頂くことも可能です!
その際は、寸法を事前にお伝え致します。
ご自宅のインテリアに合わせたフレームで、
お気に入りのペルメルができますように!

その他、詳細につきましては、
L’Atelier Gracieuxのメール be.the.boulevard@gmail.comまでお問い合わせ下さい。

ドキドキしながらも、お気に入りの作品が出来上がりました。
大切に使っていきたいと思います。

本日も、ご訪問下さいまして、誠にありがとうございました。

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