Tips:How to neatly curl up the edge of small calligraphy paper – 小さなカリグラフィーペーパーを綺麗にカールさせる方法
こんにちは。
ここ鎌倉・湘南地域も、連日驚異的な暑さに見舞われておりますが、
皆様、如何お過ごしですか?
本日は、前回の四季を綴ったカリグラフィーのBlogで触れさせて頂いた、
小さなカリグラフィーペーパーの端を、
カルトナージュの技法の一つを用いて、
綺麗にカールさせて、その状態を維持できる方法について、
ご紹介させて頂きます。

小さなカードに、カリグラフィーで言葉が綴られている …
それだけでも、柔らかな特別感に心地よさを感じてしまうのですが、
このペーパーの両端を、くるりんとカールさせた姿、
独特のニュアンスの立体感に、
いつも心くすぐられてしまいます^^
順を追って解説しますね。
① 先ず、カリグラフィーを綴った用紙、水、ハケを用意します。

用紙は、キャンソン ミ タントや水彩画紙など、インクの滲みにくいものを選びます。
② 次に、ハケに水をさっと含ませ、用紙の左端裏側に、ハケで塗るようにして水分を付けます。

水分を付けた後、10秒ほど待ちます。
この10秒は、水分を十分に行き渡らせ、
カールするときに巻き皺が出にくくするために必要な10秒です。
③ 次に、細い棒 (シャープペンシル、鉛筆、など)を、用紙の左端表側に置いて、
くるくる巻いていきます。

好みのカール具合まで巻けたら、カールを維持したまま、
細い棒を下にスーッと引き抜きます。

④ 用紙の右端表側にも、水を含ませたハケで水を塗るように付けます。

同じく10秒待って、水分を行き渡らせます。
⑤ 細い棒 (シャープペンシル、鉛筆、など)を、今度は、用紙の左端裏側に置いて、
くるくる巻いていきます。

好みの巻き具合まで巻けたら、細い棒をスーッと下に引き抜きます。
その後、水分が乾くのを待って、完成です!
もう一度、ポイントのおさらいすると …
写真内の付箋で示したように↓ 左端 裏側と右端表側に、ハケで水分を付けます。

10秒おく間に、水分を付けた紙の繊維が膨張して ↓、
カールしたい方向に自然と曲がってきてくれます。

その助けを借りながら、左端表側、右端裏側の順に、
細い棒を置いて巻き付けたら、スーッと棒を引き抜きます。

水分が乾いたら、出来上がりです!

ハケに含ませた水分を、ペーパーの両端に付けるときは、
綴ったカリグラフィーの文字が滲まないよう、
文字には、掛からないようにしましょう。
本日は、小さなカリグラフィーペーパーの端を、
カルトナージュの技法を用いて、綺麗にカールさせ、
それを維持することができる方法をご紹介させて頂きました。
独特のニュアンスのある立体感を、
お楽しみ頂けましたら、幸いに存じます♡
本日も、ご訪問下さいまして誠にありがとうございました。