A Ribbon Tray (1)

今日は、やっぱり梅雨なんだなぁとしみじみ感じる天候でしたね。

レッスンサンプルや過去の生徒様作品を、
時折upしていこうかなと思い、
しばらく、タイムトラベル状態になってしまいますが、
お付き合いを頂けますと幸いです。

本日は、L’Atelier Gracieuxのレッスンサンプル、
リボントレーのご紹介です。

内底が長方形となるタイプ。
リボントレイならでは、様々な用途でご使用頂けます。

もともとの原型は、こちらのリボントレー。
2011年5月に友人への御礼のギフトとして制作しました。
彼女は、私がかつてU.S.に留学していた時からの友人。
東日本大震災の直後、心配してくれて、
一時的に不足していた生活必需品を、
大きな段ボールに詰めて、航空便で送ってくれたのです。

ガーデニングやお花を趣味としていて、
空の色、水の色のブルーが大好きな彼女に、この布地を選んで、
Book Style のボックスと共にプレゼントしました。

どちらも、U.S.サイズのグリーティングカードが
収まる大きさで作ってあるので、収納力もバッチリです。
布地やリボンが変わるだけで、トレーの表情も大きく変わります。
カルトナージュの魅力の一つですね。

その2ヶ月後、主人の赴任が決まって、再びU.S.へ。
同年12月にお友達からお誘いを受けて、
クリエイターの方々が集まるクリスマスフェアに、
展示と販売で参加しました。

その際にメインで使用したのがこちらの生地。
ダークブラウンに、スモーキーなターコイズブルーが効いた
絵柄大きめのCroscill のトワルドジュイ。

ホームを中心に、それぞれの登場人物たちが、
ピースフルに暮らしているストーリー仕立てにしました。
太めのリボンで、ボウを4つ、
しっかりと結びます。

このフェアで、オーストラリアに住むお母様へのクリスマスギフトとして、
こちらをお求め下さった方がいました。
「母にぴったりのギフト!きっと喜んでくれるはず!」
と嬉しいお言葉を頂戴しました。

リボントレーが気持ちを運んでくれて、
手にして頂いた方にも喜んで頂けたら……。
カルトナージュから、幸せの連鎖。

次回は、生徒様作品のご紹介です。

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