一足早い桜の開花と共に、春風が薫る季節となりました。
毎年見事に咲き誇るご近所の桜並木も、
数日のうちに満開を迎えそうです。
本日は、
カルトナージュの代表的なブック型の作品、
A Book Style Box – ブックスタイルボックスのご紹介です。
合間に合間に進めながら、先月初旬に完成しました。
以前、友人への御礼のギフトとして制作したものが原型で、
同じ型で作るのは、今回が３作目。
Gold & Brownベースの六角形のボックスと、Napkin / Doily Standと、
お揃いになる雰囲気で制作しました。
ブックスタイルのボックスは、
これまで幾つも作ってまいりましたが、
その度に、基本から応用に向かって、
大切なことが沢山学べるよい作品だな、
と感じております。
レッスン作品に丁度よい大きさで、
深さと安定感のある、しっかりとした作りです。
一枚で、表紙から背表紙まで包みきる作りにしました。
側面は、外側から内側にかけて、ひと続きで包む方法を取り、
角の処理の仕方もおさらいします。
シャルニエ（Hinge部分）は、蓋と箱本体をつなげる大切な部分。
様々なタイプの蓋の構造と箱本体との関係性を理解できると、
シャルニエの技術力がぐんと上がります。
ブックスタイルボックスは、基本のシャルニエの取り付け方を学ぶ絶好の作品。
蓋を開いて適度な角度でホールドする、このリボン取り付けも、一緒に学びます。
緩みなく、ピンと綺麗に張った状態を作るには、ちょっとしたコツがいります。
蓋裏は、ポケット仕上げに。
レッスン時以外は、中に、
大好きなキャンドル作家さん greenfingerさんのキャンドルや、
Tea Timeにちなんだものを入れる予定です。
A Book Style Box、
布や装飾、その組み合わせ方によっても、
様々な表情を見せてくれる箱です。
レッスンでは、お好きな布や装飾類をご持参頂いて、制作頂けます☆
桜も見頃となり、心華やぐ一週間となりそうですね。
本日も、ご訪問下さいまして、ありがとうございました。
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~ L’Atelier Gracieux Cartonnage Lesson ~
