レッスン風景: A Lesson Scene in L’Atelier Gracieux
こんにちは。
今年に入って早2ヶ月。
カリキュラムコースを新設したり、
家具を購入して、作品や書類を整理したり、
少しずつ変化が訪れています。
今日は、久々にレッスン風景のUpです。
レッスンでは、ひたすら座って作業をすることもあれば、
立ったり座ったり、作業の内容や作品の大きさに合わせて動いたり、
そのような中でも、常に、手だけは大忙しです^^

L’Atelier Gracieux ラトリエ グラシュー のレッスンでは、
ご自宅のインテリアやご自身の好みに合うよう、
自由に布や装飾をお持ち頂いています。
もちろん、アトリエにある布や装飾をご希望の場合は、
アトリエでご購入頂くこともできます。
この日は、ベースとなる布は、アトリエのU.S.時代に入手した
Waveryの”Oh La La!”を御所望下さり、
それ以外の布と装飾は、ご自身でお持ち下さいました。

Vividなレッドの御生地に、ニュアンスのあるピンクのフリルやベルベットリボン、
そして、幅広の美しく織り上げられたレースを大胆に配置され、
拝見する私も、なんて素敵!あぁ〜楽しい!と、幸せな心地で一杯でした!
そして、お向かいの席では、別の作品を手掛ける生徒様。
時には、お二人共に、集中しながら、時には、和気藹々お話ししながら、
技術の習得と制作の進行のために、ドンドン手を動かして進んで行きます。

どの場面でどんな作業をし、どんな道具をどう用いるか、
また一つ一つの作業の意味や、後々何に繋がるか、
それができるようになると、他にも何に活かせるか等、
私がお伝えできることを精一杯お伝えさせて頂いています。
もちろん、質問も大歓迎です。
一つの問いから、ヒントを得て、理解や知識が深まったり、技術がさらに向上したり。
時には、複数の選択肢をお伝えして、何がベストか一緒に考えたり。

知識と技術を身に付け、積み上げて行くことは、
全体の流れを把握し、様々な場面での「見極める力」を
養っていくことにもつながります。

この日は、Catherine コースの「Jewelry Box in Trunk Style トランクスタイルのジュエリーボックス」を制作され、
宿題になった部分を、口頭でのご説明と手順表テキストをベースに、
ご自宅で早速仕上げて下さり、お写真をお送り下さいました!
ハニカムのオフホワイトの御生地に、美しい陰影が掛かり、
Tone on Toneのリュクスな雰囲気と、
モダン感のあるChevron (シェヴロン型 V字ジグザグ)の組み合わせ、
黒い細ベルベットとラメの幅広リボンの装飾に、何ともうっとり!
レッスンサンプルでは、つまみ金具の部分は引き手、足もとは猫足を使用していますが、
生徒様は、ジュエリーのようなボタンをつまみ金具に、
足もとを大粒のビーズ で仕上げて下さいました☆
このように、L’Atelier Gracieuxのレッスンでは、
そのレッスンで習得すべき内容を習得しながら、
ご自身の「好き」を反映させて、
様々な形で可能性を引き出したり広げたりして頂けるようになっています!
私自身も、生徒様お一人お一人の多様なアイディアやセンスに触れさせて頂くたびに、
いつも心底ワクワクさせて頂いています!
自分一人で取り組むことは、
時に、ドキドキが先立って躊躇しまうこともあるかと思いますが、
私自身も、レッスンを受講しながら、
色々試して、時には、アドバイスを頂きながら、
自分の「好き」を広げていくことが出来ました。
このレッスンという場を、色々試してみる場として位置付けて、
取り組んで頂けたらと思っています。
そして、何事もそうですが、作品ごとに完結、というのはなく、
次に生かしながら、積み上げながら、「見極め」を培っていきながら、
生徒様が、制作ごとに成長を遂げられている姿は、
私にとって励みであり、レッスンを通して一緒に成長させて頂いています!

最後に、レッスン後のTea Timeの風景です。
ささやかながら、ホッと一息ついて頂けたらと♡

この日のテーマは、Snow White。
2月一番の寒い朝晩が続いていたので、淡いブルーで寒色感を醸しつつ、
雪が陽の光に反射するキラキラ感をシルバーで。
紅茶は、昨年の夏休みに家族旅行で Singapore に行った際に入手した、
TWGのParis Ritzシリーズ L’Hiver (冬) で。

Copperplate体で綴った “Welcome”のCalligraphyを添えて。
この日も、喜んで頂けて本当に何よりでした。
制作された素敵な作品が、心も暮らしも、
一層豊かにしてくれますように!
本日も、L’Atelier Gracieux ラトリエ グラシュー のBlogにご訪問下さいまして、
誠にありがとうございました。
レッスンにつきまして、ご質問等ございましたら、
どうぞお気軽に、ホームページ Contact (お問い合わせ)からお問い合わせ下さい!
(通常3日以内にご返信致しております。)
三寒四温、皆様にとって、どうかお健やかな日々となりますように!